
この記事を書いた人の勉強の目的と属性:
株式投資の精度を上げるため、細かい数字の内訳を把握したかった。
ビジネス会計検定の勉強も軽くしたけれど、細かい内訳の把握には簿記の方が適していると思った。財務諸表は多少見慣れてたけど、簿記の知識は初めての方と同じくらい。
ざっくり概要を理解してから始めよう【イメージできると行動が伴います】
簿記2級に必要とされる勉強時間
簿記2級のおススメテキスト(通信講座も含めて紹介します)
簿記2級の効率的な勉強法--インプットはさくっと、アウトプットにきちんと&こまめに時間を取るべし
商業簿記と工業簿記、どちらから勉強する?
直前期(ラスト10日)でやるべきこと
簿記2級の難易度
合格率は平均で30%程度。
きちんと勉強すれば十分合格できる範囲です。
ただしここ数年で論点の大きな追加がされており、連結会計など1級から下りてきた項目もあります。税効果会計、アップストリームなどもなかなかに難しい。合格率推移をみても10%台が続いていて、暗記だけでは乗り切れない試験になってきていると言われています。
合格には7割以上の得点が必要なため、こまめに失点すると合格点に到達できません。漫然とではなく戦略を持って臨むといいかと思います。
また合格率には10%台~40%台とかなりバラつきがあり、1度の試験に賭けるよりは何度か受けてみるつもりでいた方が気持ちが楽かなと思います。
とは言っても、試験直前には”ほぼ受かれる”と思える状態にならないとどの回でも厳しいのは同じです。
簿記2級に必要とされる勉強時間
予備校の案内などを見ると、簿記3級に60~80時間、2級に200~250時間などとなっています。つまり飛び級するなら260~330時間必要でしょうか。
勉強に慣れている人、記憶が薄れる前に短期間で合格点まで持っていける人、多少の関連知識を持っている人などは比較的短い時間で済みそうです。
私の場合、時間は計らなかったのですが、勉強期間はちょっと長めに取っています。
短期的な暗記に偏りがちな勉強方法を改善し、きちんと定着する知識として簿記の勉強が必要だったので、3級に3か月、2級に6か月くらい。
3級は受験はしていませんが、基礎部分なので理解して問題を解くところまでやりました。細かく言うと最初は問題を飛ばしましたが、2級で詰まって3級の問題できちんと定着させるところまでやり直しました( ;∀;)
3級は序盤の仕訳に慣れれば割とサクサク進めるけど、ちゃんと問題まで解いて何となくではなくきちんと理解した方がいい。
追記:なぜ時間を計らなかったかというと、大事なのは時間ではなく理解と定着だから。時間を計るとノルマのようになるし、私は熱中したい。疲れたらやめたい。記録は振り返りにはとても良いけど、頑張り過ぎたーと思うと人間はサボりたくなる性質を持っているため。
簿記2級のおススメテキスト(通信講座も含めて紹介します)
3級の勉強をしたことが無い方は、3級の教科書から購入しましょう。
仕訳の概念がなくいきなり2級は相当厳しいかと。基礎は大事。
2級は3級、1級は2,3級の知識がある前提で進むのはどの試験も同じだと思います。
全て同じシリーズで揃えた方が抜けが出ず安全です。
私はTAC出版のテキストの、スッキリわかるシリーズを利用しました。
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通信講座のオススメはこちら。
いつの時代にも求められる税務知識や日商簿記3,2級など経理に役立つ100講座が学べる動画サイト【アカウンタンツライブラリー】
これはすごい。
月額980円でPDFテキストまで付いてきます。
これ一本でもいける人はいけると思うけど、正直あんまりおススメしないです。
理由は
こちらの記事で紹介しています。
簿記2級の効率的な勉強法--インプットはさくっと、アウトプットにきちんと&こまめに時間を取るべし
分かったつもりになって進み、しばらくして問題へ移ると全然解けない!!・・・あると思います。
まとめて読んで後から問題を解くタイプは、まとめて一気に読めるならアリだと思います。
割とゆっくりめに進む方は、最後まで進んで問題に戻ると多分ほとんど解けなくてモチベーションを保ちにくい&復習部分が増える。
なので、簡単そうな問題だけちらほら解きつつ進むのが定着を助ける面で良いかなと。
スッキリわかるシリーズは簡単な問題が散りばめられているので、解答に時間を取られずかつ定着を助けてくれます。
商業簿記と工業簿記、どちらから勉強する?
3級で学んできたのは商業簿記なので、取っ掛かりやすいのは商業簿記です。また本支店会計など2級商業で初めて出る論点が工業簿記にも入ってきます。
なので基本は商業→工業で良いと思いますが、以下参考にして順番は決めてください。
工業簿記につまづくのは文系、商業簿記につまづくのは理系と言われており、それぞれの苦手がふんだんに盛り込まれていると言ってもいいかも(笑)。
私は文系思考で、最初は工業簿記も難しくないと思っていたけれど、実践問題になってだいぶ苦労しました。
ラスト10日で詰めに詰めたけど、文系だと脳が回路を作るまでに、多少時間が掛かる分野だと思う。
過去問を解くことも含め早めに理解しておいて、ラストは暗記項目を完璧にした方がいい。直前に工業簿記の理解が曖昧だと、得点が必要な部分なので、相当焦ります。
直前期(ラスト10日)でやるべきこと
最後の10日はできるだけ時間をとって、暗記と苦手項目を仕上げていくと良いと思います。
漫然とやるのではなく、足りない部分を毎日・2日に1度など振り返り、順位つけて潰していくイメージです。
正直10日前までは受かれるか怪しい感じだったのですが、徐々に苦手が消えていき3日前には「多分受かれる」と思えるレベルになりました。『直前期は伸びる』とはどの受験でも言われますが本当ですね。
焦っても良いことはないので、決めたスケジュールに集中することが大切です。理解度と優先順位は日々変わるので、直前期は特に10分でも良いので振り返り時間を作り、朝はすぐ勉強に取り掛かるとエンジンが掛かりやすく、効率がいいです。
特にラスト3日は体調を万全に。脳が疲弊してたら休んだ方が当日良いパフォーマンスで臨めることも。
私自身、ラスト詰め込みすぎて頭がぼんやりする時間が増えてきたので、残り2日は仕訳の詰めだけやって、工業は控え目に割とのんびり過ごしました。


