ダイエットも筋トレも、資格の勉強も続かない。 克服したい。直したい。なぜ続かないの?
とお悩みの方に。人間の仕組みを理解しておくと、改善方法が分かります。

「ホメオタシス」を知っておこう
ホメオスタシス( 恒常性 )とは、 生物および鉱物において、その内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向のことです。
外気温に関わらず、私たちの体温は一定ですし、今生きられているなら同じ行動を繰り返していた方が生存確率は上がります。
新しいことにチャレンジする個体は生き残れない時代の名残り、と言われますね。頭でチャレンジ頑張ろうと思っても、身体が元の状態に戻そう戻そうと頑張ってくる。
つまり本能から言えば「続かない、できない」のが自然なんです。
だから工夫しないと、新しいことを続けるっていうのは本能レベルで難しいんです。 でもこの仕組みを知っていれば、工夫の余地が出てきます。
今回はホメオタシスを乗り越える方法と、他の心理学や自己啓発書からの情報をピックアップしてお伝えします。
- 千里の道もファーストステップから【いきなり負荷をかけすぎない】
- やる気は後から付いてくる【やる気の出し方】
- 完璧を目指さない―いきなり完璧にやるなんて無理だから挫折する
- 習慣化する
- やることを減らしてまず時間を作ってから
- 本当に続けたいと願っている?
- 罪悪感は必要ない
- ストレングスファインダーで着想持ちなら、ホリエモンの『多動力』を読んでみるのをおススメ
千里の道もファーストステップから【いきなり負荷をかけすぎない】
ホメオタシスの仕組みから考えると、大きな行動をいきなり始めるのはNGです。
ジョギングを続けたいと思う場合、いきなり1時間毎日走ったらそれは挫折率も上がります。これはホメオタシスだけでなく、身体への負荷もありますよね。
勉強だったら脳への負荷もあります。必要な筋肉や回路ができるまでには時間が掛かるんです。
さて、ではどうするか?
まず、ウェアを着て近所を散歩しましょう。今日はこれで終わり。
次の日雨が降ったら傘をさして散歩です。その日もこれで終わり。
慣れてむずむずしてきたらちょっとだけ走ってみる。
余裕だったらもうちょっと走ってみる。
疲れてたら歩くだけ。
こんな感じです。
小さなステップから始めれば、元に戻ろうとする力が働きにくくなるんです。
こんなの意味なさすぎると思うかもしれませんが、上手くいかないならその方法を取り入れてる限りずっと上手くいかないんです。試してみる価値はあるんじゃないでしょうか?
やる気は後から付いてくる【やる気の出し方】
これは私も心当たりがありすぎなのですが、やる気がないから出てくるまで待ってしまうんですよね。で、他のことをアレコレするんですが一向にやる気が出ないまま一日が終わる(笑)。
これも仕組みとしては分かっていて、神経伝達物質を出してやれば良いわけです。
「やる気」を脳科学で表すと『ドーパミンが出ている』状態です。これは報酬系と呼ばれる物質です。
とにかく始める
やる気がなくても5分だけやってみます。動き出せば、ドーパミンは後から付いてきます。5分だけと思えば最初の思い切りはできませんか?
小刻みに目標を設定する
「あとちょっとで達成しそう!!」という状態を作り出しましょう。
今日は〇〇だけやる、など簡単なことからでいいです。できたらちゃんと自分を褒めましょう。
大きな成果は、小さな成果の積み重ねです。
これは自己効力感を高める面でも有効です。
自分はやればできる、という感覚を持っていれば、目の前の課題に圧倒されにくくなります。
そして自己効力感を育むために、小さな成功体験の積み重ねが不可欠です。
いきなり大きな目標1つだけを立てて、挫折して自己評価を下げ続けるのはもうやめましょう。
習慣化する
歯磨きや食事のように習慣にできたものは、少ないエネルギーで行動することができます。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
習慣化は、少ないエネルギーで行動できるチート機能です【習慣化のコツ6選】
完璧を目指さない―いきなり完璧にやるなんて無理だから挫折する
ここまで読んで頂ければもう説明する必要がないかもしれません。
完璧主義だと、絶対毎日1時間走る、と決めてしまいます。
足腰に痛みが出たり、雨が降ったり、風邪だったり。
できない日だってあります。
でも本当に重要なのは自身の健康だったりダイエットの結果だったりで、毎日続けることではないですよね?
毎日続けるのは、あくまでモチベーションを保つためのトリガーです。
本質をはき違えないように気を付けて、完璧主義を脱しましょう。
やることを減らしてまず時間を作ってから
詳しい記事がありますのでこちらをどうぞ。
本当に続けたいと願っている?
「やる気の出し方」項目でも説明しましたが、報酬が本当に欲しいものでないとやる気って出にくいです。
それは本当に心から続けたいと願っていることですか?
どうしても続かないことがあれば、こちらを考える必要があるかもしれません。
例えば、運動がどうしても続かない。なぜ運動を続けたいのか?痩せたいから?痩せたいのは本当に自分の願望?単に人から言われるからってだけなのでは。
じゃあ将来の健康のことを考えたら、痩せなきゃヤバいレベル?
そこで、「痩せなきゃヤバい」って結論を自分で出したなら、続く可能性は高いでしょう。
罪悪感は必要ない
3日坊主で、罪悪感を感じる方も多いかもしれません。罪悪感=強い自己否定感情は、自己効力感を育む点でもあまり望ましくありません。
なぜ、罪悪感を感じるのか?
決めたことができなかったから。でも、それが自分にとって本当に重要なことなら、3日を何度でも繰り返せば良いのではないでしょうか。
辛くて仕方なくて続かないなら、やり方を変えたり工夫したりするチャンスなのです。
もしくは目標自体が、あなたにとって本当に望むものではなかったりするのです。
落ち込むだけだなんて勿体ない。分析して、自分を見つめて、次に生かすチャンスなのだから、そのエネルギーは的確に使いましょう。
ストレングスファインダーで着想持ちなら、ホリエモンの『多動力』を読んでみるのをおススメ。飽き性は欠点とは限らない
最後に、興味があっちこっちに行ったり、好奇心が強い着想持ちタイプについてです。
このタイプが自分を押し殺して、1つのことに集中するのを頑張るというのは、非常に勿体ないのかなと思います。
なぜかというとその能力を生かす方向へ持って行った方が、自分の良さを生かせる生き方ができるから。
持ち前の発想力を高めるためにも、色んな分野に興味を持つのは良いことです。
とは言っても全てのことに3日で飽きていると、なかなか何かを達成することはできないので、色んなことに手を出しつつ、面白い・もっと深めたいと思ったことを長期的に続けていく、その時にこれらの工夫で乗り切って頂ければと思います。