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楽になるための自己啓発

時代の流れに乗るのが難しい、と焦る時の考え方

時代のスピードが、スマホの普及によってますます速くなりました。
技術はどんどん進歩しているし、プログラミングなども数年離れると、もうついていけない状態だとよく言われます。

今はこれをするべき、と思っても、仕事との兼ね合いだったり、時間や体力の捻出が上手くできずに、間に合わなかったと嘆いた経験はありますか?


私はあります。

悔しいですよね。今は必要とされるものの移り変わりが本当に早い時代なので、身に付けたころには必要なくなっている・希少価値はもう無いなんてことが沢山あります。
こんなことが続くと、もう新しいことにチャレンジする勇気もすり減ってしまいますよね。
そんな時、どんな考え方をしたらど壷にハマらずに済むでしょうか。
2つの視点から考えてみます。

ニーズに間に合わなくても

今身に付けつつある知識や技術が、思い立った頃よりはニーズが無い状態になっているかもしれません。
新しい分野にすぐ移るのも勿論すばらしいことです。取り掛かりが早ければ、役立てる技術になり得る可能性も高いですね。

とは言え、次に挑戦することがすぐに見つからないこともあるでしょう。
そんな時は、チャンスです。

何かを極めた人は、他のことも上達しやすい
という法則があります。

『一芸に秀でる者は多芸に通ず』
つまり、

上達には一般的な法則があり、一芸に秀でる過程でその法則をある程度体得すれば、他の技能の上達にも応用ができる

『上達の法則』より

ということです。

学校で勉強して将来役立つのは、勉強の仕方を学べることだ
と言うのは、聞いたことがあるでしょうか。
技術などにも同じようなことが言えるということです。理解や暗記とは違う、別の習得法が必要ですし、個々に合うやり方を模索していかないといけません。

個人的にも、最近このことを強く感じることがありまして。
ずっと、上手くならないと思っていたAという技術がありました。
それこそ数年来です。
関連の少ない技術Bを、先生について教わっていたところ、Bの上達と、スランプの克服に伴い、Aの技術が上がったんです。
上がったといっても、いきなりすんなりではなく、これまでの練習方法が間違っていたことに気付いたというのが本当のところ。
ものの見方というか角度が、少し変わったような気がします。
つまりやはり、上達の過程を正しく経ているものはきちんと上達し、その方法を体得した上で別のことをしても、正しい努力ができるので上達しやすい、ということなんですね。

先ほど引用で紹介した本には、こうも書かれています。

変化に気後れせずついてこられる人は、上達ということを自分なりに掴んでいる人である。・・・いざという時にはきちんと追いつけるという自信があるので、必要な技能は身につけ、いますぐ必要でない技能の習得は、自分の判断で見送るとう心理的な自由度があるのだ。

『上達の法則』より

上達の法則を体得していると、今すぐに必要ではない事柄にウッカリ時間やエネルギーを使ってしまうことを避けられるようになり、短い期間できちんと身につける力が付くということです。
今回、習得に時間が掛かり過ぎたとしても、次回もまた同じくらい掛かるとは限らないんですね。
この本から学べたことはとても大きく、また改めて別記事で紹介したいと思っています。

上達の法則 効率のよい努力を科学する (PHP新書)

ニーズに間に合わせる

間に合わない場合でも何も得られない訳ではない、という話をしてきましたが、とは言えどうしても間に合わせる必要のある場面も出てくることでしょう。

一人ではできないから、会社があって、協力して事業は成り立っているんですよね。

個人では難しいかもしれませんが、給料を出せれば、依頼して手伝ってくれる人がいれば、最速でまわしていくこともできるかもしれません。
クラウドファンディングで資金を集める方法もあります。

スピードを出すための準備として、お金を貯めておくことも選択肢の一つとなるでしょう。

必要とされているうちに、多少未熟でも現場に飛び込んでしまう、という方法もあるかもしれません。ブルーオーシャンのうちに進出することは、どの分野でも皆が目指していることです。
現場で学べることは、一人で学ぶことよりも圧倒的に多いです。
新しいソフトが使えるだけで、知識や経験が少なくても、現場に潜り込める時期だってありますからね。

まとめです

嬉しいと思う人と、辛いと思う人に分かれるかなと思うことではありますが、前向きに考えるなら、今は本当に沢山のことを最速で学べる時代です。


インターネットでの発表の場があるから目立っているのもあるでしょうけれど、昔から雑誌でのイラストコンペなどをよく見てきていて、感じていることがあります。
昔はこんなに沢山の、クオリティが高い作品が並んでるってことはなかったなぁと。
人から学べる、情報があるっていうのはそれだけすごいことで、かつてない程の情報量が積み上がっている時代。
先人が積み上げたものをこうやって吸収して、自分のものにして、生かしていくんだなぁと。こうやって時代は進んできたんだなと思うと、ワクワクした気持ちになります。

ストレングスファインダーで未来志向が1位ならではのワクワクかもしれません(笑)。
私はスピードが遅いタイプなので苦しい面もありますが、あまり肩ひじ張らずで、柔軟に動いていけたらいいなと思います。

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